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企業のメンタルヘルス物語13


 

“労働者のメンタルヘルス不調の増加は?”

昨今労働者のメンタルヘルス不調の増加が話題になっています。会社に来るだけでストレスがたまってくる世の中だからでしょうか。

通勤電車の中でも、満員の電車の時は非常に不快感をもよおします。私も汗をかきやすい体質ですので夏はいつも汗だくで乗っております。しかし、電車の中での不快感もいったん降りてしまうと交感神経優位から副交感神経優位に変わり冷房のきいた駅などでは一瞬ですが、リラックスします。

そして、会社に出社するわけですが、ここからが人によって、仕事が楽しくてしかたない人や、いやでたまらない人に分かれます。

労働者の6割以上が、「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある」(2012年労働者健康状況調査)と言っていますので、大部分の人がそれなりにストレスをかかえています。なんと2人に1人以上です。

原因としては、「職場の人間関係」というのが一番多いので、職場の環境改善も労働者の良好なコミュニケーションづくりをしていくことが大切です。

できることから始めていって早急に取り掛かることが重要です。とにかく行動に移すことが必要です。労働者だけでは、できないことも多いので管理監督者が率先してやっていかなければなりません。

この「職場の人間関係」に集中してやっていくことだけで、かなりの効果が期待できます。あれもこれもとたくさんの改善案をやることも悪いわけではありませんが、ここが一番重要ですので、第一に真剣に取り組むことです。

そして、職場の人間関係に満足感が得られれば、1+1は2ではなくて相乗効果が生まれ、3以上の成果を生んでくれます。

一番のストレス要因を解決すれば、生産性は向上すること間違いありません。職場の人間関係をよくすることが、明るい会社を作ることになります。